「なにしてんの?」



「や、ちょっと……」



布団を剥がされてきっと丸見え。



急いで腕で隠すけど響は肩を揺らして笑ってる。



「もうっ!笑い事じゃないよ!恥ずかしいんだから!」



「今さらだよ、そんなもん」



ケラケラ笑い続ける響から布団を取り返して再び丸まる。



「いーじゃん、これから一緒に住むんだから裸の仲だよ」



「っ、言わないでよ!」



「なんで?風呂とかご一緒したいな」



「ぜぇったい嫌!」



「減るもんじゃないし」



そうゆう考え方が嫌!



響に背を向けて目を閉じた。