やっぱり!



響に似合いそう!



「これ、ください!」



少し高いかな。



でももらった指輪に比べれば大したことない。



響、喜んでくれたらいいな。











少し浮き足立ててマンションに到着。



いつもの階を押そうとして、手が止まった。



「最上階、だよね」



一人で押すのははじめてで、なぜか緊張しながらボタンを押す。



いつもより長い間エレベーターに乗り、まだ鍵がないからインターフォンを押した。



「ただいまー」



鍵を開けてもらって中に入って響に抱きついた。