「これで買い物終わりかな」
「そうだね」
「早く帰らないと」
「そうなの?」
「俺先に帰ってるからなんかまだ買い物してていいよ」
有無を言わせないスピードで帰ってしまった響。
私はホームセンターを出てぶらぶら歩きながら雑貨やさんに足を踏み入れた。
「あ……かわいい」
ペアマグカップ!
白と黒にするか、赤と青にするか。
赤と青だよね。うん。
買っちゃお!
マグカップの箱を抱えてレジに向かってると、向かいのお店が響の好きなブランドのショップだったことに気がついた。
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