起きたばっかりの響と話すのはあんまりなかったからなんだか新鮮。 「鍵、閉めてきた?」 「あ、忘れた……ま、いっか」 無用心だなぁ…… これが男と女の違い? あ!仕事! 「あんまりノロノロしてると仕事遅れるよ!」 「んーー……」 「響っ、だい……」 っあ…… 響も私も、目を見開いたまま時間が止まる。 「っ、ごめん……」 目を見ないようにして洗面所に駆け込んだ。 どうしよう。 名前、呼んじゃったよー…… 私のバカバカバカ……