「……おはよう」

いつも私に付きまとう男子…

それは

幼馴染みで

隣の席の

大路要。

私が悪態をついても

気にせずに笑っている

変な奴だ。

私が自分の席に座ると

要も付いて来た。

「ねぇねぇ姫ちゃん!」

「何だ」

「今日、姫ちゃんの家に行っても良い?」

「ダメだ」

「え~…ケチッ!!」

ケチって…

お前は子供か!!

「ダメと言ったらダメだ。それに
私達は、もう仲良しじゃ無いんだ」