「きゃーっ!姫乃様よ!!」

「今日もお美しい……」

いつもの事だ。

初めの頃は

ただ

怖かった。

人から注目されるのが

あまり好きでは無いんだ。

なのに

家柄の事もあり

私は

学校内で

知らない人がいないほど

有名になっていた。

女子だけでは無い。

男子もだ……。