悪態姫と小悪魔王子

放課後

生徒会室へ向かった。

私は

生徒会長をさせられているのだ。

生徒全員が

私を選んだらしい。

最初は断ったが、

みんなの期待を裏切りたくない…

そう思い、

結局

生徒会長をやるはめになった。

気が付くと

生徒会室の前まで来ていた。

あぁ…

今日も

“あの人達”に

会わなければいけないのか。

気が重い……。

「失礼します」

生徒会室に入ると

やはり

私の苦手な

生徒会メンバーがいた。