中に入ると、前に来た時と違うお店があった。
「……わ!このブランドのお店、雑誌で見てから行ってみたかったお店!」
私が指さしたのは、ファッション雑誌によく載っているブランドのお店。
薄ピンクとかベージュ系の色が多くて、すごく可愛いなって思ってたけど、この辺にお店なかったから新しくできて嬉しい!
「入るか?」
「……え?いいの!?」
「おう」
勇吾のお言葉に甘えて、その店に飛び入った。
「わ~!可愛い!!!」
私好みの服がたくさん!
見てるだけで幸せだ……。
あ!
これ、可愛い……!
「ねぇ、勇吾!この服どうかな?似合う?」
目に入ったのは、薄ピンクのニットワンピースだった。
それを自分に合わせて、勇吾に見せる。



