結季ちゃんは、颯希くんの告白に少し驚いていた。 そして、颯希くんの方へゆっくり近づく。 結季ちゃん……? すると、結季ちゃんは颯希くんを抱きしめた。 「……っ!」 う、ウソ!? 「ちょ、結季ちゃん……っ」 動揺する颯希くん。 「……バカ。颯希くんの大バカ!!!」 結季ちゃんが颯希くんの肩に頭を置く。 「なんで……なんで、私のとこに来なくなったくせに……っ」 「それは……っ」 「颯希くんが私のとこに来なくなったりするから……っ気づいちゃったじゃん。 ………私、颯希くんが好きっ……」