【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言






キス……私のファーストキス……。



ええい!もうしちゃえ!!!



「目、閉じてください……」



そう言うと素直に目を閉じてくれた。



「………っ」



私は意を決して自分の唇を青山くんの唇にくっつけた。



ちゅっ……



小さくリップ音がする。



できた………。



あぁ……さよなら、私のファーストキス……。



「ふっ、よくできました」



青山くんはそう言って私の頭をぽんぽんと撫でた。



私、今真っ赤だ……っ
顔がすごく熱い……。



「ってことでこれからお前は俺の言いなりな」



「い、イヤですっ!!!」



もうこんなの耐えられないです!!!