そう思っていたら、数分後にやっと先生達が教室に駆けつけて来てくれた。
「こらっ、お前ら何やってる!?」
「!!」
完全にみんなの椅子と机がごちゃごちゃになっているのを通り抜け、担任の先生が佐伯さんを囲んでる女子達の傍に行く。
「隣のクラスの奴らから通報があった。お前ら今すぐ生徒指導室に来なさい」
先生はそう言うと、半ば強引にその女子達を教室から連れ出した。
そして隣のクラスの担任の先生は、座り込んでしまっている佐伯さんを立たせて、ゆっくり歩かせる。
「さ、あなたも生徒指導室で話を聴くわ。
他の人達は、椅子と机を元に戻しておきなさい」
そう言うと、教室を後にした。
そしてその瞬間、残されたみんなは一斉にため息をつく。
とりあえず、助かったのかな…。
「マジ何だったんだよ、あれ」
「やめてほしー」
「女ってやっぱこえーな、」
みんなは口々にそう言うと、散らかった教室を片付け始めた。

