な、なんですと!?
また保健室!?
思わずびっくりしていると、そんなあたしに菊池先輩が話を続けて言った。
「…なんなら、一緒に保健室行ってあげようか?友希起こしに」
「え、いいんですか!?」
「うん。…ってか、いいも何もアイツはちょっとやそっとじゃなかなか起きないし、茉友ちゃんが大変だろうからね~」
菊池先輩はそう言うと、あたしに向かってふんわり優しく微笑んでくれる。
菊池先輩…可愛いな。
あたしが何気なくそう思っていたら、菊池先輩はふいにあたしの手を握って「行くよ」と保健室まで歩き出した。
…ってか、手!手繋いじゃってるよ!
いいのかな?あたし星河先輩と付き合ってるのに…。
それとも、あたしが気にしすぎなのかな…。
菊池先輩の隣でそう考えていたら、そのうちにやっと保健室に到着した。

