へたれ王子




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茉友 side



翌朝。

久しぶりに学校を休んだ次の日の朝は、ベッドから起き上がるなり何だか憂鬱だった。

でも、昨日は別に体調不良で学校を休んだんじゃない。

菊池先輩とのことを考えると気が重たくなって、嫌で逃げてしまったんだ。


だけど今日はちゃんといつも通りに生徒玄関に到着すると、

あたしは自分のロッカーを開けた。



…すると…



「!」



何故か上履きの上に、何やら見覚えのない白い封筒が置いてあった。


なに…?


あたしはその存在に疑問を抱いてそれを手に取ると、表裏を確認する。


…差出人の名前は、書かれていない。

誰が置いたの?


そう思いながらも、宛名はあたしの名前が書いてあったから、あたしは不審に思いながらもその封筒を恐る恐る開けた。



…ラブレターとか?いやまさか。それはないな。


そう思っていると…




「!!…っ」




封筒を開けた瞬間、中からは数枚の写真が出てきた。

何の写真かなんて、それは一目瞭然だ。

そこには、



他の誰かとキスをしている、菊池先輩の姿が映し出されていたのだから。