へたれ王子





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星河先輩 side



「つっかれた~」



そう言って、図書室のテーブルの上に独りうなだれた。

今は物理の授業中だけど、先生がいないため図書室で自習になっている。

すると、思わず素が出てしまった俺に菊池君が顔をしかめて目で合図した。



ちなみに彼とは、幼稚園からの幼なじみで所謂腐れ縁ってやつだ。

…おかしいな、俺としては幼なじみといったらだいたい可愛い女の子のイメージがあるんだけど。

…って、それは夢見すぎか。



そんなことを思いながら適当に持ってきた本を開くと、菊池君が俺の隣に腰を下ろして言う。




「この前バレちゃったばっかなんだから気をつけなきゃね、素顔」




菊池君はそう言うと、悪戯に笑った。