時は放課後


私は親友の瑠璃とお菓子を食べながら雑談してた



「凛。聞いてる?」


「……ん…多分聞いてる。」


「嘘。凛が嘘つく時すぐわかる。」


「え、嘘…」


「ホント」


「なんか…瑠璃には一生嘘つけないような気がする…」


「……………まあ、凛の嘘つくレベルなら誰でも分かると思うよ?顔に嘘ついてますって書いてあるし…」


そう言われた私は咄嗟に顔を両手で押さえた。


「ぷっ…凛ってバカだね……ま、そういうところがいいんだけどね…」


「なんかいった?」


「何もいってないよ」

瑠璃はそう言って柔らか笑みを溢しながら私の頭を撫でた。