母の腹の中で

温かさ感じて

明るさを知る

外の世界は

きっと希望に

充ち溢れてる

真っ暗な世界に

夢をみた

あの頃

今も真っ暗な部屋に

篭り

ボロボロの屋根から

木漏れ日

眩しい

太陽はいらない

外の明るさを

見たくない

名前なんかとっくに

忘れた



母が幸せそうに

呼んだ名前

もう

思い出の中の名前

闇に生きる僕には

そんな名前をつかう

権利はない

一人ぼっち

寂しくなんかない

僕はもう

一人でいい