いつも些細なことで

喧嘩ばかりしていた

だけどそれは

憎いからじゃなく

心から

愛していたから…

またいつものように

飛び出して

いつもの公園に

座り込んで

君に電話をかけた

毎回これが

日課のように

なっている

そしていつも

電話越しに

君が泣いているのに

気付いていた

「そんな顔

するなよ。」

僕が言うと

「見えてない

くせに何よ。」

そういい返す

君がいて

僕らって変わらないね

だけどこんな日が

嫌いじゃない

涙を見られるのが

嫌いな君は

いつも強がってる

だけど

本当は誰よりも

繊細で愛しいんだよ

そろそろ

泣き止んだかな

部屋に帰っていいかな

電話の声を聞き

確かめて

戻った頃には

いつもと変わらぬ

君がいて

喧嘩の理由すら

忘れてた

いつまでも

幸せな僕ら