君を信じて良かった

「そういえばあなた、2‐Bの吉永亜由さんよね?」

なぜだ?なぜ知っているんだ?私の名前を。

「どうして私の名前を?」

「いいや、私のクラスでも有名なのよ?無口な子だって。」

この女は一体何が言いたいんだろうか。私に何のようだろうか。

「それで?私に用は?」

早く勉強をさせてくれ。お前の話に付き合っている暇はない。

「あら、ずいぶん冷たい「用がないのなら早く出て行ってください。勉強の邪魔です」」

私は女が言い終える前にそう言った。私が冷たかろうがなんだろうが、お前には関係ないはずだ。早く出て行け・・・・。

「生意気ね!!いいわよ。お望み通り出て行って差し上げるわ」

はぁ・・・・めんどくさい。一体何が言いたかったのだろうか。

私の勉強の邪魔をしやがって。時間の無駄だっつーの。

18時7分。

ふぅー。もうこんな時間か。帰ろう。

ガラッッッ。

私が図書室のドアを引くと、そこには、一人の男が立っていた。