今日はクリスマスイブ。

私たちは毎日のように一緒にいる。

「亜由、俺は、亜由のこと好きじゃない。大好きでもない、嫌いでもない大嫌いでもない。」

「え?」

「愛してる」

優弥は一日一度は愛の言葉を言ってくれる。

そんな優弥が大好き。

「亜由、どっか行きたいとこある?」

「え?なんで?」

「俺、お金無いからさ、どっか一緒に行こ?」

「うんッッ!」

私たちはそれから色んなところへ行った。

やっぱり過ぎる時間は早すぎる。もっと一緒にいたいのに。

「じゃあね。」

「うん。またね」

それから優弥は私にキスをしてくれた。

優しくて甘いキス。

「おやすみなさい」

「おやすみー!」

優弥はいつでもルンルンだ。