君を信じて良かった

死ぬかと思った。

「おい、それになんで私の居場所がわかったんだよ!」

「そんなの当たり前じゃん~!亜由ちゃんのこと探してたんだからー」

ホントにルンルンな男だ。ストーカーかよ!

「放課後だけって言っただろ!?わざわざ探すな!私なんかを探してる暇があったら勉強しろ
勉強を!」

「亜由ちゃん冷たい~!」

そして更に私に抱きついてくる。

しつこいしつこい!と思いながらも抵抗できない自分にイライラする。

今まで信頼できる相手、人間がいなかったからだろうか。こいつの素直な行動に心を動かされ
てしまう自分がいる。変だな。近頃の私おかしい。

「じゃあ、もういい。好きにしろ!」

今まではつきまとってくる男にイライラしていた。でも、最近はもうどうでもいいのだ。
一緒にいてもいなくても。

逆にいる方がいじれて楽しい。私はSなのか!?

「やったー!」

「それより、もう授業始まるぞ?教室に戻れば?」