そして入学式が終わった。
今からは皆、それぞれ好きな部活動見学の時間!
…そして、私は迷っていた。
正直言って運動部には入れない。
…不可能だ。
吹奏楽部は…
私は音痴なんです。勿論楽器なんてNG。
英語部?
英語なんてスペルさえも分かんない。
古文部?
古文って何なの?
と言う訳で私に合う部活は無さそうだ…。
その時、私の後ろから声がかかった。
「お嬢ちゃん♪」
私は自分の事だとは思わなかった。
何処に私をそんな呼び方で呼ぶ奴が居る?
だから、絶対に私じゃない。
私はそう思った。
…だが
「お嬢ちゃん。無視は悲しいわ」
そう言って私は腕を掴まれた。
これが、私とあの部活との出会いだった。
