「なぁなぁ、お嬢ちゃん。

 俺らの部活に入らん?」

時は入学式。

丁度満開の桜が辺りに舞っている。

素敵なシュチエーション。

夢小説ならここで素敵な男の子との出会いがあるよね~

そう思いながら歩いていると

急に大阪弁の人から声をかけられた。


部活。

その響きに憧れていた私はその日、その部活に見学に行く事になった。




この時点で…




いや、もう"あの人"に声をかけられた時点で…


もう平穏な私の高校生活は終わっていた。