「……おい、おまえ」 …低い声。ぞっとする。 好きで無視しているんじゃない。 …見られない。怖い。 …ドンッ ―――!? 分からない。…見てはいけない。 ただ… 下にあるたくさんの視線が、私の隣を見ていて… ――握っていたマイクが、別の手に渡った。