嵩広は、それから少しして、 リビングにやって来て、私の顔を見ると 「おはよ。朝、強いのなー。俺、苦手(笑)」 と苦笑いする。 くっ…くそぉっ…// 1つ1つの仕草から目が離せないじゃないかっ// 嵩広は席に着いて朝ごはんに手をつけた。 ご馳走さまをした後のお皿には 食べ残しがなく、綺麗に食べてくれていた。 「それじゃ、学校行くか!」 嵩広はひょいっと鞄を肩にかけて、笑う。 嬉しい…嬉しいよ…//