ありがとう、私を愛してくれた人。

もう甘えたり、振り向いたりしないよ。


だけど、あのキスも、あの日々も

まだ昨日のことみたいに覚えている。


私の泣いていたあの神社の木の下で、

手を振って笑ってくれた。


笑顔をくれたあなただから…

だからこそ、このままじゃダメだと思った。


自分に嘘をつき続ける私の背中を

押してくれたのは、私を散々突き離した、

私と同じ孤独な幼なじみでした。