私はモヤモヤした気持ちのまま、
今日のバイトを終えた。
はぁっ…と息を吐いて悲しくなった。
嵩広……今まで通りに接してくれないな……。
そりゃそうか。
私がこの間、
『私の事、好きじゃないならもう優しくなんてしないで…特別な誰かの為に…楓ちゃんの為に…その優しさを使ってよ…』
なんて言って嵩広を引き離したうえ、
嵩広の『ごめん』の言葉に1人で勝手に
絶望してしまったんだもんね。
あんな顔するつもりじゃなかった。
でもね、あの瞬間心がズタズタに壊れて
笑えなかったんだ。
ちょっとだけ嵩広に期待してしまった
自分がまだどこかでいたから……


