屋敷から電車1本で通える小さな喫茶店。
可愛らしい様な…何だか暖かい様な……
そんなお店。
ガラスの扉を開くとカランカランッ…と
ベルの音がして私をお出迎えする。
「あっ…あのっ!本日からアルバイト
として働かせていただきます。
田河衣乃です!よろしくお願いしますっ!」
そう言って私がまだお客さんの居ない
お店でペコッと頭を下げていると……
「…………お前……まさか………!!」
と少し驚いたような声が目の前で聞こえた。
私は思わず顔をあげて
声のした方に顔を向けた。
すると、そこには………
「たっ………嵩広?」
えっ………まって?
何で嵩広がここに!?


