「もしもし……?」


緊張から声が少し震える。

俺、マジかっこ悪ぃ…


俺は少しだけ口元を押さえた。


落ち着け俺……//

ただの電話だ。落ち着け…///


俺がフゥッ…とため息を吐いたとき、やっと

衣乃が小さな声で『もしもし…』と声を発した。


俺は思わずポカンとして耳が真っ赤になった。


あああぁ…耳が…やべぇ……

って俺は変態かっ!!///



「なっ……///何か用かよ?」


俺は少しアタフタしたまま声をかけてみた。