ヨルくんが差し出した眠り薬を受け取り、 私はその眠り薬を一気に飲み込んだ。 その瞬間、すぅっと眠気が私を襲う。 からだの力が一気に抜ける…。 フワッと優しい…暖かい…何かに包まれた。 私はその場で崩れ落ちてしまったんだろう。 頭にフワッと触れる暖かい手の感触。 私は一体何を得て、何を失うのだろうか。 ねぇ……ヨルくん。 あなたを信じてるよ…私は…