ねぇ、来夢ちゃん。
いつまでも忘れないでいてね。
幼いその瞳で笑うあなたは
誰がどう言おうともこの星の子供。
私のたった1人の大切な家族だから…
いつまでも……忘れないでいてね…。
貴方のお母さんは若かったのに…
居なくなってしまった。
それはね、貴方の心に花を咲かせて、天から
お父さんと見守ってくれてるからなんだよ。
「来夢ちゃん……」
私はごちそうさまをちゃんとした後、
すっかりソファで眠りについてしまった
来夢ちゃんを見て1つ笑った。
「真っ直ぐな貴方が大好きだよ…」
私はいつでもここにいる。
夢を見る来夢ちゃんと同じだよ。
私はもっと…大きくなれる。


