来夢ちゃんはえへへと笑って
「料理人の人がね、私と衣乃ちゃんの為に作ってくれたんだ!だから、衣乃ちゃんと一緒に食べたくって待ってたの。」
と照れたように頬をおさえた。
私は思わずニッコリ笑って来夢ちゃんの
前の椅子に腰を掛けた。
ごめんね…来夢ちゃん。
お腹すいてたのに待っててくれたんだね。
「これからは…こうやって
いつでも来夢ちゃんに会えるんだよ。」
来夢ちゃん…もう貴方を1人にしないよ。
「うんっ!」
私達は笑い合い、2人で食事をした。
長いようで短い2人の時間。
血は繋がってないけれど
私達は本当の姉妹だからっ…


