Where are you?


私はぐっと顔を伏せて、

電車のホームにかけていった。


頬を何度つねっても痛い……


結果は変わらない。

神様は私を遊びとしてしか見ていない。


電車が止まり、私はゆっくりと

ドアに吸い込まれる。


そして、私が見る世界は万華鏡。

いつも景色の変わるむなしい日々と想い。


空もいつしか変わる闇色。



『〇〇駅ー。〇〇駅です。お降りの
お客様はドアにご注意ください。』



私はその電車内に響く声にハッと反応して、

思わず電車からかけおりた。