「……………っ///!!!?」 たった一瞬の事だった。 私の心は積み上げてきたつみきを崩したように 脆くはかなく崩れ落ちていった。 「いやぁぁぁぁあっ……!!!!」 私は思わず、病室を飛び出して、 堪えきれない泣き顔を必死に隠しながら 走り出した。 どうしよう……どうしよう…… どうしよう……ねぇ、どうしたらいいの……? 「渚く…………っ」 私から全てが消えて、全てが崩れ落ちていく。 独りぼっちだよ。 ねぇ……渚くんっ……