あれ………?
渚くん、何でルルさんとそんなに親しげなの…?
「なっ…渚くんっ…。思い出してよっ…
私だよっ?衣乃だよっ?貴方の恋人の…」
私は思わずルルさんの前にたって、
渚くんに大声で叫んでいた。
(こんなの…まるでルルさんと渚くんが………)
私が思わず渚くんを見つめていると、
渚くんはそんな私にお構い無く、
「……恋人なら君の後ろにいるけど……?」
と言ってベッドから体を起こして
そっと手を伸ばした。
ルルさんは渚くんの動きにあわせて、
私の前にそっと出てきた。
そして、渚くんにそっと唇を重ねた。


