私は思わずヨルくんの隣に腰かけて笑った。 「ありがとう…ヨルくんが渚くんを運んでくれたんだね。夜で暗かったから誰か見えなくって…」 私は頭をかいてヘラヘラっと笑った。 すると、ヨルくんはそれに答えてくれるように 笑い返してくれた。 そして、ヨルくんはベンチから立ち上がって、 私が逃げられないように両手で私の後ろの 背もたれの部分を押さえつけた。 「えっ…?」 私は思わずポカンとしてヨルくんを見つめた。