そして、皆が自分の席に着いたのを確認して、 先生は教卓から私達の方を見ていた。 何だろう…? 何だか今日の先生、変だな… 私はポカンとして一番端の窓際の後ろの席に 座る嵩広の方に顔を向けた。 すると、その時、目と目があった…。 何これ… 嵩広の熱っぽい視線が私には耐えられなくて、 思わず目をそらした。