久し振りの我が家。 玄関から電気がついていて、誰かの 可愛らしい小さな靴が1つ脱いであった。 リビングルームにそのまま行くと テーブルもキッチンも変わらない…。 それに… 「来夢ちゃん…」 真っ黒な洋服を着て、私のいつも 座っていた特等席に腰を掛けていた。 何も言わずにただうつ向いていた。 「衣乃ちゃん…パパとママね、お空のお星様に なったんだって。綺麗に光ってるんだって…」 いつもは立て掛けていた写真も今では 伏せたままの家族写真になってしまった。