でも、彼女はまだ小さな子供なんだ。 私と同じ1人ぼっちなんだ…。 「私…お父さん達を…見送ったら…家に戻るよ。」 嵩広の方を向いて泣きそうになったのを グッと抑えた。 嵩広は、私の頭を優しく撫でて、 「大丈夫。お前なら受け入れられる。」 そう言って車の窓から遠くを見つめていた。 数多の闇は心の中で今も眠り続ける。 私の闇が晴れる日は来るだろうか…。 私が幼かった12年前のこと… まだ昨日のことみたいに覚えてる。