ウィリアム&マリアシリーズ1『アーヴィング家遺産争奪戦』

青年のユーモアに、女性は頬をほころばせ、去っていった。

青年は茶封筒の中身を改め、ため息をついた。

「1週間で500ドルか。ま、しかたないな…」

この男こそ、ウィリアム・アークライトである。