「~~~っ」



なに、このいたたまれない空気。



ここにいるのが耐えられなくなってきたんですけどっ。




「莉子ちゃん、ごめんね?」



そんな私の気持ちを知ってか知らずか、まるで二人っきりの時のように私の頭を優しくなでる先輩。



って。



「せ、先輩っ!?」


「んー、充電」



う、嘘でしょ!?ここ教室なんですけど!


みんな見てるのに!