「莉子ちゃん、また一緒にブランコ乗ろうねー」 「えっ、また一緒ですか!?…だってアレ……その、恥ずかしくて……」 「何言ってるの。だから乗るんじゃない。俺、莉子ちゃんの恥ずかしがってる顔超好き」 「……っ、先輩のいじわる」 「ふはっ。莉子ちゃんほんと可愛すぎ」 ホラ。やっぱり超可愛い。 赤らんだ頬を隠すかのようにうつむいた莉子ちゃんをむぎゅっと強く抱きしめて、ふわっふわの髪の毛にチュッと一つキスを落とす。