校舎側でサッカー部がやっていたから、サッカー部の脇を通らなければならない。
わたしは少しスピードを落とした。
と同時に、ある人に目を止める。
さっきかなちゃんと話していた、浅倉くんだった。
……なんだか、走り方がおかしい。
右足…かな?
わたしはそう考えながら、サッカー部の脇を通りすぎた。
それと同時に、サッカー部が休憩に入ったらしい。
浅倉くん含め、サッカー部の男子が校舎に向かっていた。
うわぁ、これは完璧に合流しちゃうパターン……
わたしはどうしたものかと考えながら、駆け足で階段を駆け上がった。
サッカー部は階段脇の水道にたまっている。
だが……なぜか浅倉くんだけが、階段を上ってきていた。


