イケメン王子の裏の顔






「朝日奈くん!!」


教室の扉の所に、昨日の告白してきた女がいた。


(げ…何しに来たんだよ)


また変なことを言いに来たのか、と身構える。


女は、言った。


「朝日奈くんの裏の顔、たまんない…惚れ直したわ!私と、付き合って下さい!」


………………


「「…はっ?」」


俺も栞も、思わず声を上げる。


やっぱり変な女だったか、こいつ。