ずっと好きだった浮気性の彼

「っ…ひっく…ぅぅ…」

泣きながら走ってると、「どんっ!!」

誰かにぶつかった…


「す…すいません…」

「いえ…こちらこ…ちょっ泣くほど痛かった? 大丈夫?」


「いえ…痛いから泣いてるわけでわなく…」

「…良かったら話聞くよ?」

「っ‼︎ あ…ありがとう…」

男の人は秋夜と言うらしい

秋夜は私の1つ下で高1年生らしい

秋夜は私の話を黙って聞いてくれた

最後に「よく頑張ったね…」

と言いながら頭を撫でてくれた