彼は、私にそれまでの

空白 と 疑問 を

話だし









彼によると――――――――――




突然、家に来なくなったのは、

島田と母が彼の母に

うちの(兄)とは、関わらないで

欲しいって言っていたらしく

それから家には、行かないように

していたって事と


連絡をとらないで居たのは、

悪さばかりして

少年院に入って居たから

あゆが電話して出たのは、

彼のお母さんで

彼が、私とかから電話来ても

事情を説明するよう

親に頼んでいたらしく

私が聞いたであろう声の主は、

彼のお母さんって事



会いたくなかったんじゃない

私の親に関わるな家にくるな

って一方的に言われて

家に行けなくなったと思えば

警察に捕まって少年院行きに

っていろいろあったらしい



んで、出所後

私に連絡するも

電話が繋がらなく

たまたま今日何となく

友達と×××駅に来たくなり

来てみたら現在に至るって

言われました。







私『…ごめん 携帯変えちゃって』

章吾『いいよ別に! …だって』

私『…だって?』





彼は、少し黙り込みつつも
その表情は、安心してか笑みが
溢れていた。




章吾『…だって、また巡り逢えた!』

私『う、うん!』





疑問も溶けたし

友達も待って居るから

私たちは、カフェに入る事に








?男『章吾さん知り合いっすか!?』

?女『誰っすか?』






章吾『俺の恋人!』








「「「っえぇぇぇぇ―!」」」

その場に居たお連れ様方が

かなり驚いて居た。




私の事を知る人物も

中には、いた。









―――――――――――――


彼は、地元で

結構名が知れた人

そんな人に恋をした私は、

『物好き?』

なーんて言われることも、


でも、どんな人だろうと

私の彼氏に間違いは、無い!

皆『怖い』って外見で

決めつけてるけど


本当は、とっても

優しい人

私の雲っている心を

光を与えてくれる人



だから、私たちは、

もう離れない事を誓った。