夏恋side
「大宮かれ…あった!1組か!」
「夏恋〜、あたしも1組だよー♪」
そう言ったのは、小学校からの親友
森本 由那。今日から、わたしたちは華のJK♪ 見事2人は、同じクラス。


「橘…って同じクラスな訳ないよね。」
一応探した名前。大好きな人の名前。
クラスが同じな訳がない。

だって、晴斗は、わたしみたいな普通の高校生じゃない。

橘 晴斗。数々のジュニアスキー大会で、優勝している天才スキーヤー。

スキーで有名なここ七ヶ丘高校の特待生。スポーツ特待生だけが集められたクラスに、入学する。

「彼氏と違うクラスとか、やっぱヤダな
ー」
そう、由那には晴斗と同じスキーのスポーツ特待生として入学する、彼氏がいる。晴斗の親友 安藤 北斗。ラブラブカップルなんです。

わたしはというと、もうかれこれ中2から、晴斗一筋!晴斗は、気づいてないと思う…ってか、気づいてたら困るっ!恥ずかしすぎる!
「ちょっと、遅れるから行くよっ!夏恋
!」
「待ってよっ!」
そんなこんなで、華のJK始まりました。