そんなのを考えている間に相手が話し出した。 『3日、3日以内にここを探し出さなければ姫様の無事は保証しないからな。』 ガチャ ツーツー それだけの要件を告げると相手から一方的に電話は切られた。 「昂輝。」 俺がそう呼べば昂輝は開いたページをそのままにしてパソコンの画面をこっちに向けてきた。 流石だ。 〇×倉庫 俺はその名前を聞いて頭の中から情報を探し出す。