数分後 俺の囲まれた位置から少し離れた所にいる杏を見つけた。 俺は集団から逃げ出し杏の元へ向かった。 「ったく、来てたんなら声ぐらい掛けろよな。んなとこにつったんてんじゃねーよ。」 「ご、ごめん…」 そして俺は杏の腕をひっぱりある場所へと向かった。 「えっ!?ちょ、どこ行くの!?」 そんなことを訪ねてくる杏。 それに対して俺はただ一言 「黙ってついてこい。」 そう返した。