「放せよ。」 それだけ言った憐は少し強めの殺気が出ていて少しゾクッとした。 そんな時真琴があたしの隣に来た。 「何かされたの?」 心配そうな真琴の顔 こんな顔をあたしは何度見てきただろう。 そんな真琴に対してあたしは首を横に振った。 「何もされてないよ。ただ話しただけ…」 あたしがそんなことを言うと真琴は心配そうな顔から一転して驚いた。 「話したって、あのこと?」 「全部だよ…」 「そう…全部…」 真琴は分かってるんだ。 あたしが全部話したってことは、それだけ傷ついたってことを。