「おい、そこの女
今度、美那にこんな真似してみろ
女でも容赦しねぇから。」



私でも見たことない
圭の怒った顔がそこにはあった。





「ごめんなさい・・」



彼女は走り去ってしまった。

でも、彼女も私のように
圭が━━━━━━




私、今━━━好きなんだって
言おうとした?





そんな・・・

でも、それなら辻褄が合う。




嫉妬したことも、
嬉しいって思ったことも・・・





━━━━━━好きってなんだろう